山口真由氏 一部裏金議員の“一転”非公認で私見「決断力があるのか、ブレていると言うのか…難しい」
2024年10月07日 17:59
芸能
これまで党は、裏金議員について原則公認、比例との重複も認める方向で調整していたが、大きく方向転換したことになる。山口氏は「非公認より少なくとも厳しい処分を受けている方を公認しないというのは、論理的だなと思う」と述べた。ただし、これによる石破氏の評価については、「これをもって石破さんは決断力があると言うのか、決断力がなくてブレていると言うのか、難しいと思う」と話すにとどめた。
衆院の早期解散など、総裁選中の訴えとは真逆の言動も多い石破氏だが、山口氏は「私は最短期間での解散総選挙とか言行不一致だと言われるけど、それはそれでいいんじゃないかなと思う」と見解を口にした。これまで党内野党と呼ばれ、党内への厳しい目を向け続けてきた石破氏だけに、「ここでプライドが高い人が恥を全部背負い込んで、自民党に有利な形で解散総選挙するんだというのは、覚悟の表れかなと思った」と分析。「ここにきて、世論に耐えきれないというところがあって(方針転換したが)、これが選挙においてはプラスに働くと皆さんおっしゃるので、そうだと思う」と続けた。
一方で、「石破さんが長期的にやりたかった、相当政治力が必要な安保とか、憲法というものに対しては、今後ネガティブに響いてくる可能性はあるなと思います」と、今回の決定で党内基盤のさらなる揺らぎが生じる可能性を懸念していた。