佐々木八段 藤井竜王のタイトル戦連勝を7で止め、タイトル戦初勝利「第5局を指せる」

2024年10月20日 18:47

芸能

佐々木八段 藤井竜王のタイトル戦連勝を7で止め、タイトル戦初勝利「第5局を指せる」
竜王戦第2局で佐々木勇気八段(左)に敗れた後、感想戦を行う藤井聡太竜王
 将棋の藤井聡太竜王(22)=王将を含む7冠=が挑戦者に佐々木勇気八段(30)を迎える第37期竜王戦第2局は20日、福井県あわら市「美松」で2日目が指し継がれ、先手・佐々木が103手で勝利した。 終局は午後4時55分。持ち時間8時間から佐々木が6時間27分、藤井は7時間42分消費した。
 タイトル戦初登場の佐々木がタイトル戦初勝利。1勝1敗のタイへ戻して25、26日、京都・仁和寺での第3局へ臨む。

 「(2日目午後は)逆転されてもおかしくないかなと思って指した。第5局を指せることを非常にうれしく思っています」

 藤井による、7月の王位戦第3局以来のタイトル戦連勝を7で止めた。同時に、シリーズの決着が11月27、28日、和歌山城ホールでの第5局以降となることが確定した。7番勝負を4連勝、5番勝負を3連勝のストレート獲得も多い7冠から挙げた1勝の重みを率直に語った。

 指しやすさを自覚して迎えた2日目。最長連勝記録、デビュー以来の29連勝を17年に止めた佐々木をしても、7冠は容易に崩れなかった。

 藤井による86手目、自王の頭へ放った桂を軽視した。金銀のカナ駒ならまだしも、飛び道具イメージの強い桂が、まさか守り駒になり得るとは。常識外の一手に43分長考した。

 それでも終局後、藤井に言わせた。「本局は完敗」。先手番を取り合って、シリーズが面白くなってきた。

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