ウェンバニャマのフランス最後の試合は無念の敗戦 NBAドラフトではトップ指名が確実

2023年06月16日 09:17

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ウェンバニャマのフランス最後の試合は無念の敗戦 NBAドラフトではトップ指名が確実
モナコに敗れて肩を落とすメトロポリタンズ92のウェンバニャマ(AP) Photo By AP
 22日に行われるNBAドラフトで全体トップ指名が確実視されているフランスのビクトル・ウェンバニャマ(19=223センチ、108キロ)が15日、所属のメトロポリタン92の一員としてパリで行われたフランス・リーグ優勝決定戦(5試合制)の第3戦に出場。22得点、7リバウンド、4ブロックショットをマークしたものの、チームは85―92(前半53―44)でモナコに敗れた。メトロポリタン92は11日の第1戦で●64―87、13日の第2戦も●88―95で敗れており、シリーズで1勝もできずに敗退。今季の全日程を終えた。
 ウェンバニャマにとってはこれがフランスでの最後の試合。リーグ2位のメトロポリタン92は、1位のモナコに対して第3戦では終始リードを奪っていたが、85―85で迎えた残り50秒、NBAラプターズで12試合の出場歴(2018年シーズン)があるガードのジョーダン・ロイド(29)に3点シュートを決められ、第4Qでは15―29と後手に回って試合をひっくり返された。

 ウェンバニャマは今季フランス・リーグのレギュラーシーズンに34試合に出場して平均32・1分で21・6得点、10・4リバウンド、3・0ブロックショット(いずれもリーグ1位)をマーク。シュートの成功率はフィールドゴール(FG)が47・0%、3点シュートが27・5%、フリースローが82・8%だった。NBAドラフトではトップ指名権を持っているスパーズからその名前をコールされると予想されているが、母国のラストゲームは収容4000人の小さなアリーナでの“終戦”となった。
 

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