加藤未唯の全仏失格で日本テニス協会が見解を発表「従わざるを得ない」

2023年06月16日 13:58

テニス

加藤未唯の全仏失格で日本テニス協会が見解を発表「従わざるを得ない」
加藤未唯 Photo By スポニチ
 テニスの全仏オープン女子ダブルス3回戦で、加藤未唯(ザイマックス)の返球したボールがボールパーソンに当たったことが「危険行為」とされ、賞金とポイントを没収されたことにについて、公益財団法人日本テニス協会が土橋登志久専務理事が以下の通り、公式コメントを発表した。
 加藤未唯選手が、困難な状況を乗り越え、全仏オープンのミックスダブルスで優勝しました。

 日本テニス界にとっては、昨年の柴原瑛菜選手に続く快挙です。加藤選手のプレー、そしてティム・プッツ選手とのコンビネーションは、とても素晴らしく感動的でした。温かいご声援を頂いた日本中のファンの皆さまには、心より感謝申し上げます。

 女子ダブルスで、故意でない行動により失格となってしまったことは残念でしたが、同時に、大会側が下した判断については、現行のルールの中では従わざるを得ないと感じています。

 ボールが当たってしまったボールパーソンの方には、心より見舞いを申し上げたいと思います。

 今回、ファンの皆さまから頂いたさまざまなご意見を重く受け止め、テニス界のさらなる発展のために引き続き努力してまいります。




  加藤側は、大会側の判断を不服として提訴していたが却下された。

 またノバク・ジョコビッチ(セルビア)が中心になって立ち上げたプロテニス選手協会(PTPA)が、加藤に対する処分は「不当であり、不公平」と声明を出すなど、大会側の曖昧な判断団基準と重すぎる処分に批判が集まっていた。

おすすめテーマ

2023年06月16日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム