中島啓太 2差6位 2週連続Vへ“ライバル”から刺激

2023年06月16日 04:44

ゴルフ

中島啓太 2差6位  2週連続Vへ“ライバル”から刺激
1番でティーショットを放つ中島 Photo By 共同
 【男子ゴルフツアー ハナ銀行招待第1日 ( 2023年6月15日    千葉県 千葉夷隅GC=7625ヤード、パー73 )】 前週プロ初Vを飾った中島啓太(22=フリー)が5アンダーの68で回り、首位に2打差の6位と好スタートを切った。5月にツアー初勝利を挙げた平田憲聖(22=ELECOM)ら3人が66で首位に並んでいる。
 “朝イチ”のミスで目が覚めた。中島は出だしの10番で第1打を右に曲げ、いきなりボギーとつまずいた。前週、プレーオフの末にプロ初優勝を飾った激闘の疲労が残っていたのか「体が動いていなかったですね。フワフワしている感じがありました」。だが、すぐに13、14番の連続バーディーで盛り返すと、圧巻は18番のイーグル。ピンまで残り240ヤードの第2打を3番ユーティリティーでピン手前4メートルに乗せ、難なく沈めて勢いに乗った。

 「ボギーが先行したが、焦ることなくバーディーを取れました。しっかり自分のゴルフができたと思います。ゴルフの内容はかなり良くなっていますが、気持ちの面でも安定してできている」と手応えを口にする。

 今週は“ライバル”の存在も刺激になっている。日本と韓国ツアーの共同開催の今大会には、1歳上でアマチュア時代に何度も試合で一緒になったチョン・チャンミンも参戦し、初日は88位。ジュニアの時の欧州遠征の際には、各国の選手と交流を深めるため同じホテルで同部屋になったこともある。チョン・チャンミンは韓国ツアーで1位となる平均324ヤードの飛距離を武器に5月の同ツアーで初優勝。現在、賞金ランクのトップに立つ同ツアーを代表する選手だ。

 「彼も優勝してそこからさらに大きくなった。また一緒に回りたいなと思いました。どんどんスコアを伸ばしていきたいです。パットのタッチが合えば良いところで回れると思います」。2週連続Vに向け、今週はライバルに自分の成長した姿を見せる絶好のチャンスだ。

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