錦織8強入り 復帰2戦目は2時間19分で逆転勝ち「GS準決勝が終わったぐらい疲れた」

2023年06月16日 11:55

テニス

錦織8強入り 復帰2戦目は2時間19分で逆転勝ち「GS準決勝が終わったぐらい疲れた」
錦織圭(AP) Photo By AP
 【男子テニス・カリビアン・オープン ( 2023年6月15日    米自治領プエルトリコ・パルマスデルマール )】 シングルス2回戦で長期離脱から復帰2戦目の錦織圭(33=ユニクロ)が、世界258位のミッチェル・クルーガー(29=米国)に4―6、6―3、6―2で逆転勝ちし、8強入りした。試合時間は2時間19分。16日(日本時間17日)に予定されている準々決勝は、世界254位のアダム・ウォルトン(24=オーストラリア)と対戦する。
 試合開始から3ゲーム連続で失う厳しい立ち上がりとなり第1セットを落としたが、徐々にギアをアップ。第2セットは第4ゲームで先にブレークに成功。自身サービスの第7ゲームを落としたが、直後の第8ゲームをブレークした。最終第3セットは第1ゲームから4ゲーム連取した。

 気温29度、湿度80%超の厳しい状況の中、フルセットにもつれる熱戦を制し「出だしはタイミング合わなかったが、(第1セットの)0―3からタイミングをつかみ始めてしぶとくラリーできるようになった。後半は攻撃的にいけた。やりたい放題できた。ストレートで勝つに超したことはないが、こういう試合をものにして自信はついていく」と手応え。「疲れはすごい。グランドスラム準決勝が終わったぐらいの疲れが出ている。信じられない」と苦笑いした。

 昨年1月に股関節を手術し、リハビリ中の同年9月には右足首を負傷。神経に関わる痛みが生じたため、回復に時間を要した。一時は引退も頭をよぎったが、今年2~3月にかけて劇的に状態がよくなり、4月に実戦形式の練習を本格的に再開。当初は5月下旬からの下部ツアー3大会に出場予定だったが、調整の遅れで最初の2大会を見送り今大会を迎えた。

 13日の1回戦で約1年8カ月ぶりに実戦復帰。世界333位クリスチャン・ラングモにストレート勝ちして、21年19月7日のBNPパリバ・オープン1回戦以来614日ぶりに白星を挙げていた。

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