柔道・斉藤立がパリ五輪代表内定 父・仁氏は84、88年連覇 日本勢初の親子代表 新たに6人発表

2023年08月23日 20:29

柔道

柔道・斉藤立がパリ五輪代表内定 父・仁氏は84、88年連覇 日本勢初の親子代表 新たに6人発表
斉藤立 Photo By スポニチ
 全日本柔道連盟は23日、オンラインで強化委員会を開いて来年のパリ五輪代表内定選手を協議し、男子73キロ級の橋本壮市(パーク24)、同81キロ級の永瀬貴規(旭化成)、同90キロ級の村尾三四郎(JESグループ)、同100キロ超級の斉藤立(国士舘大)、女子57キロ級の舟久保遥香(三井住友海上)、同78キロ級の素根輝(パーク24)の計6人が新たに代表に決まった。
 橋本、村尾、斉藤、舟久保は初の五輪代表。東京五輪金メダルの永瀬は3大会連続、同じく素根は2大会連続の五輪代表となる。

 男子100キロ超級の斉藤は、84年ロサンゼルス大会、88年ソウル大会を連覇し、男子日本代表監督や強化委員長を歴任して15年1月に54歳の若さで亡くなった仁氏の次男。幼少期からその父の手ほどきを受け、昨年4月には全日本選手権で史上初の親子優勝を果たした男子最重量級のホープが、悲願の五輪出場権を獲得した。

 全柔連の規定では、国内外の大会実績などから2番手以下と明らかな差がついたと判断された選手を代表に内定する。世界選手権後の6月には男子66キロ級の阿部一二三(パーク24)、女子48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、同52キロ級の阿部詩(パーク24)、同70キロ級の新添左季(自衛隊)の4人が内定しており、これで柔道は男女計14階級中、10階級でパリ五輪代表が決まった。

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