【バスケW杯】日本 初戦ドイツに18点差の完敗発進…攻守で躍動の渡辺雄太「切り替えてやっていく」

2023年08月25日 22:50

バスケット

【バスケW杯】日本 初戦ドイツに18点差の完敗発進…攻守で躍動の渡辺雄太「切り替えてやっていく」
攻め込む渡辺雄太(ロイター)
 【バスケットボール男子W杯   日本63ー81ドイツ ( 2023年8月25日    沖縄アリーナ )】 バスケットボールW杯(日本など3カ国共催)が25日に開幕した。日本(FIBAランキング36位)は1リーグE組初戦でドイツ(同11位)と対戦。チームの大黒柱の渡辺雄太(28=サンズ)が30分39秒出場して、20点6リバウンド2ブロックと攻守で躍動したが、前半から22点リードを許して、63―81と18点差の完敗に終わった。
 “歴史的1勝”へ1次リーグ初戦は、富樫勇樹(30=千葉J)、原修太(29=千葉J)、馬場雄大(27)、渡辺雄太(28=サンズ)、ジョシュ・ホーキンソン(28=SR渋谷)の5人が先発出場。国際強化試合で先発だった富永啓生(22=ネブラスカ大)、河村勇輝(22=横浜BC)はベンチスタートとなった。

 過去の試合で一度も試していない布陣でスタートしたが、奇襲が裏目に出た。第1クオーターから右足首の負傷から復帰したチームの大黒柱の渡辺雄が3点シュートを決めるなど8得点2ブロックと攻守でチームをけん引。しかし11連続得点を許すなど11―23と大量リードを許した。

 第2クオーターになると馬場が豪快なダンクシュートを見せるなど3連続得点でチームに勢いをつけたが、31―53と22点差で前半を終えた。

 苦しい展開の中で迎えた後半。第3クオーター開始早々にダブルチームなどディフェンスでの変化から得点を重ねた。残り8分41秒でフェイダーウェイの2点シュートを決めると相手がタイムアウトを要求。その瞬間に渡辺雄は会場のファンを煽り、ファンにも応援の“闘志”を求めた。しかし点差が縮まることなく、22点差のままこのクオーターを終えた。

 第4クオーターも得点は重ねたが、逆転することはなく欧州の強豪に、厳しい現実を突きつけられて完敗した。

 日本は3点シュートの成功率40%を目指しているが、試合を終えて17%と目標には程遠い数字となってしまった。スティールも10本目標だが、その半分の5本しか奪えなかった。

 フィールドゴールパーセンテージもドイツは47%に対して、日本は35%とここでも差がある結果となった。

 個人スタッツは渡辺雄が20得点、馬場が15得点と2桁得点を決めた2人だけだった。

 ▼渡辺雄太 前半は僕のシュートが来なくてチームに迷惑をかけた。(18点差で終えたことについて)ずるずるいってもおかしくない展開でみんな集中切らさずやった結果。明後日も試合なので切り替えてやるしかないです。みんなで勝つようにやっていきます。

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