ドルーリー朱瑛里、日韓中ジュニア1500m制した 初の日本代表「日本を背負う自覚を持って」

2023年08月25日 11:19

陸上

ドルーリー朱瑛里、日韓中ジュニア1500m制した 初の日本代表「日本を背負う自覚を持って」
女子1500メートルを制して日の丸を手に撮影に応じるドルーリー Photo By スポニチ
 【陸上・日韓中ジュニア交流競技会 ( 2023年8月25日    和歌山・紀三井寺公園陸上競技場 )】 女子1500メートルが行われ、ドルーリー朱瑛里(津山高1年)が4分30秒01で制した。
 韓国のキム・ダヨンら3選手でのレース。スタートから先頭に立ち、2位以下との差を広げていく。そのままラスト1周も走りきり、1位でフィニッシュした。

 「入りのペースが遅くて、ズルズルといってしまっていまいちだった。(初の日本代表は)日本を背負って走るのは(今までと)違うものがある。自覚を持って、今後もそういった機会に選んでもらえるように頑張りたい」

 鶴山中3年で迎えた今年1月15日の都道府県対抗女子駅伝で区間新記録を出し、17人抜きで話題を呼んだ。進路が注目された中、地元の津山高に進学。慣れ親しんだ環境で陸上を続けることを決めた。

 入学後は地区予選から勝ち抜き、800メートルと1500メートルで全国高校総体に出場。1500メートルでは初出場ながら決勝で自己ベストとなる4分15秒55をマークして全国3位となり、大きなインパクトを残した。

 2連覇を達成したケニアからの留学生、カリバ・カロライン(神村学園3年)らと競り合い「こういった速い選手たちと一緒に戦うことができて(今後は)そういう機会も増えると思うので。いい機会になった」と話していたドルーリー。日韓中の選手が集った大会で結果を残した。

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