【世界陸上】改めて…北口榛花ってこんな人 父はパティシエ 夢の「世界旅行」達成

2023年08月26日 05:45

陸上

【世界陸上】改めて…北口榛花ってこんな人 父はパティシエ 夢の「世界旅行」達成
北口榛花 Photo By スポニチ
 【陸上・世界選手権第7日 ( 2023年8月25日    ハンガリー・ブタベスト )】 女子やり投げの決勝が行われ、北口榛花(25=JAL)が、フィールド種目で日本女子史上初快挙となる金メダルを獲得した。
 北口は旭川東高入学後にやり投げを始めた。10年で世界トップの域まで到達したその魅力は経歴にも詰まっている。


 ☆生まれとサイズ 1998年(平10)3月16日生まれ、北海道旭川市出身の24歳。1メートル79、86キロ。

 ☆名前の由来 パティシエの父・幸平さんが、ヘーゼルナッツが採れる落葉低木の榛(はしばみ)から採用。日本陸連には「榛花」を「棒花」と表記ミスされる悲しい?過去も

 ☆経歴 北海道教大旭川中―旭川東高―日大。20年にアスリート社員としてJAL入社。

 ☆競技歴 3歳で水泳を始め、小1で始めたバドミントンでは小6時に団体戦で全国優勝。水泳に専念する予定だった旭川東高で陸上部顧問の松橋昌巳先生に誘われ、陸上を始める。高1秋から陸上に専念。

 ☆実績 高3時に15年世界ユース選手権優勝、全国高校総体2連覇。日大進学後、19年に2度の日本新記録をマーク。昨夏の東京五輪は決勝進出も12位だった。昨年の世界選手権では日本勢初の銅メダル。最高峰のダイヤモンドリーグ(DL)通算4勝。昨年DLファイナル銅メダル。

 ☆スイーツ好き 競技の合間にカステラなどで栄養補給することも。思い出の味「榛のエクレア」「北口家の昔ながらのカスタードプリン」は幸平さんが勤めるアートホテル旭川で販売。

 ☆世界一周達成 昨年は6月のDLパリ大会から始まり、米オレゴン州での世界選手権をはさんで欧州転戦。ちゃっかり多くの都市巡りを楽しみ「夢の一つが世界旅行で、やり投げとともにかなえることができた」。

おすすめテーマ

2023年08月26日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム