【世界陸上】400メートルリレー 日本が1組3位で決勝進出 サニブラウン「決勝も全力で走るだけ」

2023年08月26日 02:30

陸上

【世界陸上】400メートルリレー 日本が1組3位で決勝進出 サニブラウン「決勝も全力で走るだけ」
男子400メートルリレーで米国、ジャマイカに次ぐ1組3位で決勝進出を決めた日本のアンカー・サニブラウン(ロイター)
 【陸上・世界選手権第7日 ( 2023年8月25日    ハンガリー・ブダペスト )】 男子400メートルリレー予選が行われ、日本は1組で米国、ジャマイカに次ぐ3位に入り、37秒71で決勝に進出した。37秒71は7月のダイヤモンドリーグ・ロンドン大会の37秒80を上回る、リレー侍の今季最速タイムとなった。
 予選は2組で争われ、各組上位3着とタイム順上位2つが決勝に進む。ジャマイカ、米国と優勝候補が入った組で、第1走・坂井隆一郎(大阪ガス)、第2走・柳田大輝(東洋大)、第3走・小池祐貴(住友電工)、第4走・サニブラウン・ハキーム(東レ)とバトンをつないだ。

 決してお家芸の流れるようなバトンリレーではなかったが、スムーズなコーナーワークと個々のスピードで乗り切った印象。1走の坂井は「去年の世界陸上では悔しい思いをした。今回、予選通過できて本当によかった。ホッとしてます」と安どの表情。2走の柳田は「まだ余裕も少しある。決勝でもっとタイムを縮められれば」。3走の小池は「もうちょっと余裕を持って(バトンを)渡せるはず。バトンの流れや個々の加速のところで、ちゃんと本来の走りができれば、もっと余裕を持って4走に渡せると思う。決勝はそこを修正したい」。アンカーのサニブラウンは「決勝もしっかり自分のところに回してくれると思う。もらったら全力で走るだけ」と語った。

 日本は100メートルでサニブラウンが2大会連続で決勝に進んで6位入賞。柳田も準決勝進出とチームとして勢いを持って臨んだ。

 世界陸上では、17年ロンドン大会(多田修平、飯塚翔太、桐生祥秀、藤光謙司)で銅メダル、19年ドーハ大会(多田、白石黄良々、桐生、サニブラウン)は日本記録の37秒43を記録して銅メダルを獲得した。前回オレゴン大会(坂井隆一郎―鈴木涼太―上山紘輝―柳田)は予選で失格。2大会ぶりのメダル獲得、五輪と世界陸上を通じて初の金メダル獲得へ、決勝は日本時間27日午前4時40分に行われる。

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