勝みなみ トリプルボギー発進から68「いいカムバックだったと思う」米女子ゴルフ

2023年11月12日 08:38

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勝みなみ トリプルボギー発進から68「いいカムバックだったと思う」米女子ゴルフ
勝みなみ Photo By スポニチ
 【米女子ゴルフツアー アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン第3日 ( 2023年11月11日    フロリダ州 ペリカンGC=6268ヤード、パー70 )】 2位から出た勝みなみ(25=明治安田生命)は6バーディー、1ボギー、1トリプルボギーの68で回り通算12アンダーと伸ばした。8位に後退したものの、WOWOWのインタビューでは「後半の4連続バーディーとか運のいいこともあったので、いいカムバックだったと思う」と笑顔を見せた。
 最終組でティーオフしたが、1番でいきなりトラブルに見舞われた。ティーショットを左に曲げて、松の葉の上からの第2打がグリーンを大きく超えた。

 ウエッジでの第3打は砲台グリーンに届かず、パターに持ち替えた第4打も傾斜に戻された。

 再びパターで打った第5打はグリーンに乗ったが、3メートルのパットが決まらず、5オン2パットのトリプルボギー発進となった。

 米ツアー初優勝が見える位置での決勝ラウンド。いきなりつまずいたが、そこから見事に巻き返した。「1番からピンチで、いろいろ不運もあったけど、逆にトリプルボギーだったから切り替えられた」。

 6番で1・5メートルに付けて初バーディー。7番パー5は2オン2パットで連続バーディー。10番でボギーが来たが、12番パー3からエンジン全開。もう少しでホールインワンとなるスーパーショットで大歓声を浴び「凄く盛り上がって、自分の気持ちも乗って行けた」と会心のバーディーで加速した。

 13番はセミラフから1メートルへぴたり。14番パー5は第2打でグリーン手前エッジまで運び、15番はグリーン外からパターでねじ込んで、4連続バーディーで急浮上。

 「10番のボギーが悔しかったので、そこからの4連続は気持ちが帳消しになるくらいうれしかった」と満足感をにじませ、68のラウンドを「1番を(トリプルボギーで)出て行った時にパープレーで回れたらいいなと思った。まさか2つ伸ばせるとは思ってなかった」と振り返った。

 最終日は6打差を追いかける。「明日も粘るゴルフが必要になる。粘って粘って1つでもバーディーを取って伸ばせるように頑張りたい」と前を向いた。

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