東福岡が24年連続V 高比良主将「福岡へ大優勝旗を持ち帰りたい」と花園連覇を誓う

2023年11月12日 06:00

ラグビー

東福岡が24年連続V 高比良主将「福岡へ大優勝旗を持ち帰りたい」と花園連覇を誓う
福岡大会を24連覇した東福岡 Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー福岡大会決勝   東福岡62―3筑紫 ( 2023年11月11日    博多の森陸上競技場 )】 決勝が行われ、東福岡が筑紫に62―3で勝利し、24年連続34回目の優勝を決めた。10トライと攻撃陣が爆発。高校日本代表候補でNo・8の高比良恭介主将(3年)が3トライの活躍で貢献した。12月27日に開幕する全国大会(東大阪市花園ラグビー場)で連覇を目指す。
 24連覇を告げるノーサイドの笛が鳴ると、東福岡フィフティーンは静かに喜んだ。10トライに失点もPGの1本のみの完勝。高校日本代表候補の高比良主将は「素直にうれしい。ノートライに抑えられたのは自信につながる」と胸を張った。

 前チームはディフェンス重視のチームづくりで6大会ぶりに花園を制した。スタメンが全員3年だったためメンバーは総入れ替えとなったが、前回大会の決勝でもベンチ入りした高比良は「今年もあの景色を次はグラウンドに立って味わいたい」と先頭に立って引っ張っている。この日はスクラムからつないで1メートル76、101キロの体格を生かし3トライと躍動した。

 春の選抜大会、7人制ではともに準優勝に終わったが、9月の「かごしま国体」は東福岡中心の選抜メンバーで優勝。「自分たちの自信にもつながりました」と主将が話すように好ムードで今大会に臨んでいた。花園では11年度に3連覇を達成。「一つ一つの精度のクオリティーを上げたい。福岡に大優勝旗を持って帰ってきたい」と力強く花園連覇を誓った。(杉浦 友樹)

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