渋野日向子 逆転シードへ望み73 パット決まらず「反省多すぎ」ギリギリ予選通過

2023年11月12日 04:00

ゴルフ

渋野日向子 逆転シードへ望み73 パット決まらず「反省多すぎ」ギリギリ予選通過
5番、ティーショットを放つ渋野(共同) Photo By 共同
 【米女子ゴルフツアー アニカ・ゲインブリッジ・ペリカン第2日 ( 2023年11月10日    米フロリダ州 ペリカンGC=6349ヤード、パー70 )】 17位から出た渋野日向子(24=サントリー)は73と崩れ、通算1アンダーに落としたが、カットラインぎりぎりの62位で予選を通過した。勝みなみ(25=明治安田生命)は5バーディー、2ボギーの67をマークし10アンダーで首位と2打差の2位を守った。エミリー・ペデルセン(27=デンマーク)が単独トップ。西村優菜(23=スターツ)は1アンダーの62位。古江彩佳(23=富士通)は1オーバーで予選落ちした。
 渋野は18番で4メートルの難しいバーディーパットを沈めて予選通過圏内に滑り込んだ。しかし、上位を目指した2日目に3つもスコアを落とし「望みを残せたことは良かったけど、反省が多すぎて何とも言えない。今年一年を物語るラウンドだった」とため息をついた。

 1番で2・5メートルにつけてバーディー発進したものの、前日は好調だったパットがなかなか決まらなかった。パット数は25から33に増えた。「決めたいという気持ちでストローク自体も急ぎすぎてパンチが入った」。7、8番でアプローチを寄せ切れずボギーを叩くなど徐々に後退した。

 来季シードを巡る争いは今大会で決着する。ポイントランク81位の渋野が、シードが付与される同80位以内に入るには予選を通過してポイントを稼ぐことが必須。ホールアウト時点では順位が確定していなかったため「祈って練習してご飯食べて寝る」と冗談めかしていた。祈りは通じた。ただ逆転シード獲得にはさらに上を目指す必要がある。

 ≪自信取り戻した勝みなみ好調続く≫フェアウエーを外したのは1度だけ。初日に続きショットが好調だった勝は「2日間続けて良いゴルフができたのは今年初。自信を取り戻したと思う」と声を弾ませた。今大会で上位に入れば、次週の最終戦に出場できるポイトランク上位60人に滑り込む可能性がある。「まさかこんな良い位置で(予選を)終われると思っていなかった。今週が今季最後の試合だと思って、一打一打やっていこうと思う」と決勝ラウンドを見据えた。

おすすめテーマ

2023年11月12日のニュース

特集

スポーツのランキング

【楽天】オススメアイテム
`; idoc.open(); idoc.write(innerHTML); idoc.close(); });