【高校ラグビー】阪神・岡田監督の母校・関大北陽が初の花園切符 大阪から初出場校誕生は20年ぶり

2023年11月12日 12:15

ラグビー

【高校ラグビー】阪神・岡田監督の母校・関大北陽が初の花園切符 大阪から初出場校誕生は20年ぶり
全国高校ラグビー大阪地区決勝<関大北陽・大産大付>初の全国大会出場を決めて笑顔の関大北陽フィフティーン(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【全国高校ラグビー地区予選・大阪決勝   関大北陽41-7大産大付 ( 2023年11月12日    東大阪市花園ラグビー場 )】 第1地区の決勝で関大北陽が41―7で大産大付を下して優勝し、初の花園切符をつかんだ。大阪から初出場校が誕生するのは03年度の大阪朝鮮高以来、実に20年ぶりとなった。
 前半、ラインアウトからモールを組み、最後はロック安田快史(かいり、2年)が右隅に飛び込んで先制トライ。その後はフランカー平野聖明(2年)のトライでリードを広げる。

 一時は3点差に迫られたが、後半にはターンオーバーからSO羽根田陸(3年)が相手4人を抜く豪快なランでトライを奪う。その後もフッカー小田隼平(3年)のトライなどで得点を重ね、試合終了のホイッスルが鳴るとフィフティーンは歓喜した。

 指揮を執る梶村真也監督は東海大仰星(現東海大大阪仰星)の出身。1999年度の花園大会はNo・8として仰星の初優勝に貢献した。東海大では主将を務め、卒業後はヤマハ発動機(現リーグワン静岡)で7年間プレーした。指揮官は「今年のチームは主将の永井を中心に我慢強い選手が多い」と話してきた。

 同校の野球部は春夏の甲子園大会に計14度出場し、サッカー部は73年度の全国高校選手権で優勝するなど部活動が盛ん。陸上部の男子は全国高校駅伝競走大会大阪府予選で優勝し、全国切符をつかんだ。同校OBにはプロ野球・阪神タイガースを率いる岡田彰布監督らがいる。 

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