幕下の嘉陽が若隆景に完勝「勝てればいいな…ぐらいだった」自身も驚きの元関脇撃破

2023年11月12日 20:55

相撲

幕下の嘉陽が若隆景に完勝「勝てればいいな…ぐらいだった」自身も驚きの元関脇撃破
<大相撲九州場所・初日>嘉陽に送り出しで敗れた若隆景(撮影・中村 達也) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所初日 ( 2023年11月12日    福岡国際センター )】 西幕下6枚目の嘉陽(24=二所ノ関部屋)が、右膝前十字靱帯断裂から4場所ぶりに復帰した若隆景(28=荒汐部屋)を送り出しで破った。
 立ち合いで二本差して中に入って一気に攻め込むと、相手の左上手投げに乗じて体を寄せていき、最後は送り出して一方的な内容で完勝。自己最高位で迎えた初日に幕内優勝経験のある元関脇を破り「うれしいです」と頬を緩めた。

 若隆景の回復具合については未知数だったが「上半身は元気だから前さばきとか厳しいかなと思っていた」としっかり警戒。「勝てればいいな…ぐらいだった」と自身でも驚きの白星で自信を深めた。

 嘉陽は昨年夏場所、三段目付け出しで初土俵。同部屋同期で能生中、海洋高、日体大でもチームメートだった高橋(24)や1年後輩の大の里(23)が先に十両に上がったことで刺激は受けているはず。関取昇進を目指し、「あと3つ勝てるように」とまずは勝ち越しを見据えた。

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