年間女王争い大混戦!山下美夢有&申ジエが同組譲らず2差4位 岩井明愛は終盤粘って4差10位

2023年11月24日 04:55

ゴルフ

年間女王争い大混戦!山下美夢有&申ジエが同組譲らず2差4位 岩井明愛は終盤粘って4差10位
7番で笑顔を見せる山下(左)と申ジエ(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【女子ゴルフツアー ツアー選手権リコー杯第1日 ( 2023年11月23日    宮崎県 宮崎CC=6497ヤード、パー72 )】 今季最終戦が開幕。年間女王争いはメルセデスランキング1位の山下美夢有(22=加賀電子)と同2位の申ジエ(35=韓国)が69で4位に並び、同3位の岩井明愛(21=Honda)は71で10位につけた。
 2年連続年間女王へ、山下が4位の好発進だ。「ショットが左右に曲がっていたけど、ショートゲームに助けられた」。1番でラフから10ヤードをチップイン。3番ではバンカーから30ヤードを直接入れてともにバーディーとスコアを伸ばした。同組の申ジエにリードを許しても16番で追いつき「一緒の組で気持ちが入って楽しく回れたのが大きい」。互いに譲らず69で終えた。

 ラウンド後は練習場で調整。その帰りに猫と遭遇した。「可愛い」と癒やされたが、過去には渋野がこの会場で猫をなでて好スコアを出したことがある。年間ポイントで優位とはいえ、申ジエ、岩井明も優勝(400ポイント獲得)すれば無条件で女王になる大混戦。申ジエと再び同組となる2日目は、吉兆の猫パワーでチャージをかける。

 ≪申ジエ18番パーセーブ≫ 申ジエは最終18番の3メートルのパーパットをしぶとくねじ込むと右手でガッツポーズをつくった。同組の山下と同じスコアに「最終日みたいな緊張感を持てて一緒に回れて良かった」と納得の表情だ。年間女王争いについても「良い準備をしてきた。どんな結果でも受け入れる」と気負いはなかった。

 ≪岩井明愛ダボから巻き返し≫ 初出場の岩井明は終盤に粘りを見せて71と上位に踏みとどまった。「アンダーで回りたい気持ちがあったので何とかって感じ」と息をついた。10番で第1打を左の林に打ち込んでダブルボギーを叩くなど一時はイーブンパーまで後退。「ダボがもったいない」と悔しがったが、17番で2メートルに寄せてバーディーを奪い返し、18番では5メートルのパーパットをねじ込んだ。逆転女王への最低条件は単独5位以上。さらなる上位を目指していく。

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