首位発進の鍵山優真「今できる最大限」で今季世界最高点 ファイナル切符へ「納得いく優勝を」

2023年11月24日 21:22

フィギュアスケート

首位発進の鍵山優真「今できる最大限」で今季世界最高点 ファイナル切符へ「納得いく優勝を」
<NHK杯第1日>男子SP、演技をする鍵山優真(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯第1日 ( 2023年11月24日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )】 男子SPで、22年北京五輪銀メダルの鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)が今季世界最高の105・51点で首位発進した。「今できる最大限の構成でノーミスできてうれしい」と喜びを口にした。
 北京五輪と同じ4回転2本構成に戻し、冒頭のサルコーではGOE(出来栄え評価)で3・74点を引き出した。4回転―3回転の連続トーループ、後半の3回転半も成功。スピン、ステップも最高のレベル4でそろえ、表現構成点の3項目も全て9点台だった。今季の世界最高得点については「全然気にしてなかった」と笑い「今日はしっかりまとめられるように。その結果が105点だった」と振り返った。

 第3戦フランス大会では3位。12月のファイナル(中国)出場権は、優勝すれば自力で獲得できる。「GP2戦でしっかり満足のいく演技をしなければいけない思いがあった」とし「まずショート、フリーをそろえて納得いく優勝をして、ファイナル切符をつかみたい」と決意を語った。

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