4位発進の三原舞依「こんなところで終わったらアカン」中野コーチの激励胸にカムバック

2023年11月24日 16:14

フィギュアスケート

4位発進の三原舞依「こんなところで終わったらアカン」中野コーチの激励胸にカムバック
<NHK杯第1日>女子SP、演技をする三原舞依(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【フィギュアスケートGPシリーズ第6戦NHK杯第1日 ( 2023年11月24日    大阪・東和薬品ラクタブドーム )】 女子SPで、昨季GPファイナル女王の三原舞依(シスメックス)が62・93点で4位発進した。右足首負傷で第4戦中国杯を欠場。回転不足の判定もあったが、3回転フリップ―2回転トーループ、3回転ルッツなどを着氷。「To Love You More」の力強いサウンドに乗り、滑れる喜びを込めた。
 「(自身の)ベストの演技や点数にはおよばないんですけど、中国杯に出ることかなわず、NHK杯に帰ってくることができた。今季の初戦としては良かった」と振り返った。

 今季、右足首を負傷し「どんなことがあっても最後まで諦めない」と誓ったが、くじけそうな時もあった。練習では、中野園子コーチから「こんなところで終わったらアカン」「三原舞依はこんなもんじゃない」との激励の言葉を受け、乗り越えることができた。

 24歳。大会前には、いろんなことを考えたという。スケート人生を振り返り「まだ終われない」と改めて思った。負傷した右足首に「耐えろよ」と言い聞かせ、滑り出した今シーズン。3位との差はわずか0・11点。「フリーに向けて切り替えたい」と力を込めた。

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