序二段は日大相撲部出身の城間と一宮工業高ラグビー部出身の大凜山が全勝 千秋楽優勝決定戦へ

2023年11月24日 15:07

相撲

序二段は日大相撲部出身の城間と一宮工業高ラグビー部出身の大凜山が全勝 千秋楽優勝決定戦へ
<大相撲九州場所13日目>肥後ノ海(右)を押し出しで破る城間(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【大相撲九州場所13日目 ( 2023年11月24日    福岡国際センター )】 東序二段15枚目の城間(23=尾上部屋)が肥後ノ海(24=木瀬部屋)との全勝対決を制した。
 立ち合い胸から当たって右をのぞかせると、相手の巻き替えに乗じて一気に前に出て右おっつけで土俵下まで吹っ飛ばした。「相手が実力あるのは知っていたので、(自分は)新人だから元気に胸を借りてぶつかるだけ」と挑戦者の気持ちで臨み、幕下中位経験者を圧倒した。

 日大出身の城間は、序ノ口の番付に載った夏場所を膝のケガで全休。名古屋場所の前相撲から土俵に上がり、序ノ口デビューとなった先場所は全勝で序ノ口優勝。デビュー以来の連勝を14まで伸ばした。

 もう一人全勝だった東61枚目の大凜山(20=荒汐部屋)は、琴大河(22=佐渡ケ嶽部屋)を破って白星を伸ばした。得意の突っ張りで攻め続けた会心の内容に「自分の一番強い相撲ができた」と手応えを得た。

 大凜山は愛知・一宮工業高(現・一宮工科高)ラグビー部出身。相撲未経験で入門してから2年以内での三段目昇進が確実となった。

 序二段の全勝は城間と大凜山の2人に。千秋楽、両者による優勝決定戦で争われることとなった。

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