西武・稼頭央監督 「打撃陣もうちょっと思い切って」わずか1得点で4連敗

2023年06月14日 23:16

野球

西武・稼頭央監督 「打撃陣もうちょっと思い切って」わずか1得点で4連敗
<巨・西>9回、ベンチで厳しい表情の松井監督(右)(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【交流戦   西武1―7巨人 ( 2023年6月14日    東京D )】 西武は巨人に敗れ4連敗となった。先発のディートリック・エンス投手(32)が2回2/3を投げて4失点と試合をつくれず7敗目を喫した。
 以下、松井稼頭央監督(47)の一問一答。

 ――戸郷に対して各打者が粘った。

「そうですね。初回も32球くらいですかね。そういう意味では粘りながらでも積極的にもいかないとなかなかね、追い込まれると厳しい投手という中で粘りながら球数を何とか多く投げさせたという打者の粘りはあったと思います」

 ――岸も初球振ってから四球を奪った。

 「岸も久しぶりの中、本当に初回四球でつなぐこともそうですしその後のヒット2本もそうですけど、後ろにつなぐという意味ではいい仕事をしてくれたと思います」

 ――4打数無安打のマキノンは悔しそうだった。

 「もちろんね、マキノンも日々練習もそうですけど試合の中でも色んなことを感じて取り組んでくれていますからね。最後まで諦めない姿や必死な姿は次につながってくる部分が間違いなくあるので」

 ――長いシーズンの踏ん張りどころ。

 「負けが込んでいますけど、随所にいいプレーも出ているし、何とかこっちが粘りながら援護できるようにね。打撃陣にはもっとね。結果を出そう出そうじゃなくね。まずは自分の中で、できることを含めて思い切ってやってもらうことが一番いいのかなと。開き直りじゃないですけど、もうちょっと思い切っていってもいいのかなという風には見ていて感じるので。どんどん積極的にいくことも大事なのかなと思いますね」

 ――エンスが7敗目。

 「今年のエンスは一度捕まると2点、3点というケースが非常に多いですからね。そこはもちろん本人も分かっているだろうし。その中で逆に慎重にいきすぎているのか、甘いところ甘いところに入っていくケースも出てきていると思うし。(2回に)1点を取られた後、打つ方で頑張ってくれましたからね。追い付いた次の回はもっと大事になってくるのかなというのはあると思う」

 ――3回、エンスの交代が認められなかったが、暴投の時が限界だった。

 「その前もちょっと考えていたんですけどね。そこは僕の判断が少し遅れたのかなというはもちろんありましたし、先発と思えばもう1イニングって期待もある中、自分の一つの判断が遅れたのかなとちょっと感じましたね。やっぱりエンスへの期待はもちろんあるし、その回は投げきってほしい気持ちもあった中、難しい判断だったと思います」

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