エンゼルス 今季2度目4連敗、貯金底つき4位転落 大谷は14打席ぶり安打で3年連続100安打達成も

2023年07月08日 13:36

野球

エンゼルス 今季2度目4連敗、貯金底つき4位転落 大谷は14打席ぶり安打で3年連続100安打達成も
<ドジャース・エンゼルス>7回、大谷は見逃し三振に倒れる(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【インターリーグ   エンゼルス4ー11ドジャース ( 2023年7月7日    ロサンゼルス )】 エンゼルスの大谷翔平投手(29)が7日(日本時間8日)、敵地ドジャース戦に「1番・DH」でスタメン出場。4回に3年連続100安打となる右前打を放ち、3打数1安打をマークした。チームは4-11で敗れ、今季2度目4連敗で勝率5割。4位に転落した。
 相手先発は右腕のゴンソリン。今季12試合に投げ4勝3敗、防御率3・69。過去2度対戦し6打数1安打(打率.167)、本塁打と打点はなかった。大谷はドジャースタジアムでの出場は通算13試合目で、これまで28打数6安打(打率.286)、本塁打0、1打点だった。

 第1打席は一ゴロ、第2打席は4試合14打席ぶり安打となる右前打を放った。これで大谷は3年連続で100安打を達成、5日に29歳の誕生日を迎えて以降初安打をマークした。3番・モニアクの右越え3ランで生還し、一時1点差まで迫った。

 それまで今季31本塁打、5本の三塁打を放っている大谷。球宴前に100安打、30発、5三塁打を達成したのは1954年のウィリー・メイズ(当時ジャイアンツ)以来2人目の快挙となった。

 第3打席は四球で出塁。第4打席は見逃し三振を喫した。

 エンゼルスは、初回から先発のキャニングがつかまり、フリーマンに先制ソロを許すと、2回にはマルティネス、3回にベッツと3イニング連続で被弾。さらに5回にはベッツに2打席連続のソロを浴び、8回にはスミスに左中間2ランでダメ押された。結局、投手陣は計5発を浴びた。攻撃陣はモニアク、ムスタカスにアーチが飛び出したが、及ばなかった。

 日本勢最多月間15本塁打など打撃好調で月間MVPに輝いた6月と打って変わって、7月は18打数1安打(打率.056)1本塁打1打点と苦しんでおり、試合前には今季3度目の試合フリー打撃に参加。28スイング中、柵越えは3連発を含む8本を数えた。

 左肩にバットを担ぐフォームで、軽めのスイングながら中堅から左方向を中心に鋭い打球を連発。3セット目は強度を上げ、ライナー性の打球でバックスクリーン上のネットに突き刺す強烈な一発も披露した。

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