巨人・菅野「本当によく打ってくれましたけど、浅野が守ってくれませんでした」 スタンド沸かす

2023年07月08日 21:26

野球

巨人・菅野「本当によく打ってくれましたけど、浅野が守ってくれませんでした」 スタンド沸かす
<巨・D>2勝目の菅野はファンの声援に応える (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―0DeNA ( 2023年7月8日    東京D )】 巨人の菅野智之投手(33)がDeNA戦(東京D)で7回を6安打無四球零封し、本拠・東京ドームで今季初勝利となる2勝目(2敗)をマークした。
 味方打線が5回までに6得点。最高の援護を受け、危なげなく7回を投げぬいた。4回の2死一、三塁では楠本を中飛に仕留め、ともに先頭打者を安打で塁に出した5回と6回は次打者を併殺打に抑えて得点を許さず。

 6―0で迎えた7回には、デビュー戦でこの回から右翼守備に就いたドラフト1位ルーキーの浅野翔吾外野手(18=高松商)が1軍初の守備機会で足を滑らせて転倒、宮崎の右中間への打球を二塁打としたが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。ベンチに戻るとすぐさま浅野の謝罪を受けたが、笑顔で頭をポカリとする余裕も見せた。

 試合後、お立ち台に上がった菅野は「やっぱり東京ドームは格別なので、本当にうれしいです」と第一声。「ゼロに抑えれば負けることはないので、それだけを意識して投げました」と冷静に振り返った。

 自身の投球については「プラン通りというか、大城と話した通りに低めに丁寧に投げれたんじゃないかなと思います」とコメント。続いて野手の援護について聞かれると「本当によく打ってくれましたけど、浅野が守ってくれませんでした」と笑顔でちゃめっ気たっぷりに後輩いじり。

 スタンドを大いに沸かせ、さらに「本当に18歳とは思えないような立ち振る舞いというか、本当に堂々としているので。彼が凄い選手になった時に、あの時マウンドに立っていたのが自分だと自慢できるように頑張ってほしいなと思います」とエールを送っていた。

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