巨人・原監督「われわれのペースで野球ができた」 菅野好投に「とてもいい兆し」

2023年07月08日 21:41

野球

巨人・原監督「われわれのペースで野球ができた」 菅野好投に「とてもいい兆し」
<巨・D>スタンドに手を振る原監督(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人6―0DeNA ( 2023年7月8日    東京D )】 投打のかみ合った巨人がDeNAに快勝。連敗を阻止して貯金3とした。順位は4位のままだが、2位DeNAとのゲーム差を2・5としている。
 2回に大城卓、中田翔の連打と吉川の死球で無死満塁とし、門脇の二ゴロと敵失で2点先取。3回に吉川の中前適時打で2点追加すると、5回には中田翔が左翼スタンド上段へ飛び込む超特大の10号2ランを放ってリードを6点に広げ完勝した。

 投げては先発右腕・菅野が7回を無四球で6安打無失点と好投し、今季初登板初先発だった6月11日のソフトバンク戦(ペイペイD)以来3試合&27日ぶりとなる今季2勝目(2敗)。鈴木康、田中千と完封リレーでつないだ。

 試合後、原辰徳監督(64)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――投打ともばっちり。

 「試合の流れとしては非常にいい、いい形で流れたと思いますね。まあ、(菅野)智之も要所要所を締めながら、7回を投げたという、そのなかでもリリーフがしっかりと抑えて、われわれのペースで野球ができたなと思います」

 ――菅野は丁寧だった。

 「だいぶその真っすぐに自信ができてきているのではないでしょうか。まあ、ややもすると変化球に頼るケースが、彼の本来のという部分からね、ちょっとかけ離れるケースがあると。そういう意味では真っすぐを自信を持って投げられるボールが増えたというのがね、私はとてもいい兆しだなというふうには思っております」

 ――吉川がタイムリー。

 「打線というのはつながりとよくいわれますけれども、あそこでノーアウト二、三塁というシチュエーションのなかで、1点も取れないと、2死二、三塁のなかでタイムリーが出たというね、まさにつながった打線になったと思いますね」

 ――浅野が初出場。2三振だった。

 「しっかりと振れているという部分ではね、彼の野球人生はきょうスタートしたわけで、生涯、忘れることのできない2打席であり、ゲームであるだろうと。それをまた糧としてね、これから先、どんな荒波が来ようとしっかりと立ち向かってほしいなと思いますね」

 ――守備では足を滑らせた。

 「僕はたまたまあの時は目をつぶっていて、見えなかったですね(笑い)。ですからよく言われても分かりませんが、まあ見えなかったと、いうところですね」

 ――あすカード勝ち越しへ。

 「きょうのようなゲームは理想的なゲームだったと思います。そうそうはね、そういうゲームはできないでしょうけど、こういうゲームを目指し、粘り強く戦うと、それは一緒だと思います」

 ――中田翔も一発。

 「そうですね。その前の、その前も、何て言うか、2打席を教訓としているという部分の中でのナイスホームランでしたね」

 ――門脇も久々に。

 「そうですね。満塁でも非常に大きかったしね、足を生かして、自分の特長を、安打も2本かな?思い切りの良さが出たという点においては、それを伸ばして欲しいですね。何と言ってもショートというポジションはチャンスですからね」

 ――守備でも二遊間が。

 「いや、素晴らしい二遊間だったと思いますよ、きょうはね。まあ、本当に素晴らしいダブルプレーだったと思いますね、二人、二遊間のね。(吉川)尚輝が存在感が出てきたね、打撃においてもね。非常に大きいと思います」

 ――浅野の転倒は。

 「ちょうど見えなかったんだよ」

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