日本ハム・郡司 9日ロッテ戦で待望の捕手デビューへ 移籍後はDHと代打出場で打率・389、1本塁打

2023年07月08日 06:00

野球

日本ハム・郡司 9日ロッテ戦で待望の捕手デビューへ 移籍後はDHと代打出場で打率・389、1本塁打
9日のロッテ戦で移籍後初の捕手として出場する郡司(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 待望の捕手デビューだ。中日からトレードで日本ハムに移籍した郡司裕也捕手(25)が、9日のロッテ戦(エスコン)で移籍後初めて捕手としてスタメン出場する。ここまではDHと代打で6試合に出場し、打率・389、1本塁打をマーク。好調なバットだけではなく、マスクでもチームを勝利に導く。
 新天地での捕手デビュー。郡司にとって先発マスクは21年7月4日のヤクルト戦以来、2年ぶりだ。本職での出場には、当然ながら力の入り方も違う。

 「緊張しますね。また気持ちの入り方が違います。(強みは)打者とか投手の力量を冷静に見られて、常に冷静に判断できるところだと思う」

 4年目ながら、バットでは移籍後6試合に出場して打率・389、1本塁打4打点。新庄監督から「もう15年目かな。ベテランの代打の切り札チックな落ち着き」と打撃を称されたが、捕手としてもその冷静さが武器だ。同じく中日から加入したマルティネスも捕手としての出場機会を増やし、新天地で大きく飛躍。「自分を表現できる機会を与えてくれることはありがたい」と感謝を胸に秘める。

 しかも、9日ロッテ戦の先発は、同時にトレードで加入した山本拓。2学年下の右腕とは中日時代に何度もバッテリーを組んだ経験があり、力量や球種も熟知している。投手ごとのサインも完璧に覚える時間がない中で、旧知の相手とのバッテリーは自身にとっても追い風。山本拓は3イニング程度の起用が想定されているが「山本の場合は球の強さとか勢いで勝負する投手。ゾーンで勝負しながら彼の良いところを引き出すだけ」と郡司。リードでも勝利に導いてみせる。(田中 健人)

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