巨人・原監督「内野の守備が全員良かった」 三塁・坂本は今後も?「それは見ていてください」

2023年09月07日 21:21

野球

巨人・原監督「内野の守備が全員良かった」 三塁・坂本は今後も?「それは見ていてください」
<ヤ・巨>9回、2ランを放った坂本を出迎える原監督(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人5―2ヤクルト ( 2023年9月7日    神宮 )】 巨人の「顔」である前主将・坂本勇人内野手(34)と現主将・岡本和真内野手(27)がヤクルト戦(神宮)でそろって大きな存在感を示し、チームを勝率5割復帰に導いた。
 逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向け、後がない戦いが続いている原巨人。

 体調不良による「特例2023」で出場選手登録抹消となっていた坂本がプロ17年目、通算2081試合目で初のスタメン三塁に入って3試合ぶりの戦列復帰を果たすと、9回に勝利を決定づける17号2ラン放つなど2安打をマーク。

 プロで初めて就いた三塁守備でも、4回に初の守備機会となったサンタナの三塁線への痛烈な打球を逆シングルでスライディングキャッチすると、一塁に送球して3アウト目をもぎ取り相手の同点機を阻止。5回にも松本直の三ゴロを処理して5―4―3の併殺を完成させるなど随所でその高い守備力を見せつけた。

 4番の岡本和も4回に先制の38号2ランを放って90打点に到達すると、9回には次打者・坂本の2ランにつなげる中前打でこちらも2安打。本職は三塁手だが、一塁守備でも8回に村上の痛烈な打球を好捕して倒れ込みながら二塁に送球するメジャーばりのスーパープレーで3―6―3の併殺を完成させ、相手の反撃ムードに待ったをかけた。

 試合後、原辰徳監督(65)との主なやりとりは以下の通り。

 ―――坂本が復帰。

 「ね、良かった」

 ――三塁の守備は。

 「ねえ、いいプレー。きょうは全般的に内野の守備が全員良かったんじゃないでしょうかね。救ったと思いますね」

 ――9回のホームランは大きい。

 「いや、もちろんですね。やっぱり菊地が度胸があるピッチングをやってくれたのがね。あの辺はなんか必然のような気がしますね」

 ――岡本和の一塁守備も。

 「いやいや、そうですね」

 ――全体的に締まった試合。

 「そうですね」

 ――赤星が3連勝。

 「そうですね。非常に勢いあるいいピッチングできたと思いますね。粘りもあったしね」

 ――坂本の三塁は今後も続く?

 「いや、それは見ていてください」

 ――いずれにせよ新しい形が。

 「まあ、そうですね。まあ、最善策。チーム最善策という形でね、しっかりと戦ってシーズン最後の最後までということですね」

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