大谷翔平　3試合連続で欠場、チームは6連敗で今季ワースト借金12

2023年09月07日 13:46

野球

大谷翔平　3試合連続で欠場、チームは6連敗で今季ワースト借金12 — エンゼルス・大谷翔平（AP） Photo By ＡＰ

【ア・リーグエンゼルス3―10オリオールズ（ 2023年9月6日アナハイム）】エンゼルス・大谷翔平投手（29）が6日（日本時間7日）、本拠地アナハイムでのオリオールズ戦を欠場した。4日（同5日）に痛めた右脇腹の影響で、3試合連続の欠場となった。3試合連続の欠場は2020年9月以来3年ぶり。右脇腹は「炎症」と5日（同6日）に判明していた。エ軍は3―10で敗れて6連敗を喫し、今季ワーストの借金12となった。

　この日の試合前、フィル・ネビン監督は、大谷について「彼は中で体をほぐしている。じきにラインナップが発表されるはずだが、彼は今日調子がいいと感じているようだ。スイングをしてみて彼と話すことになるだろう」と説明。さらには「彼は行けると確信している」とも語り、ラインナップ入りには前向きと見られていたが、最終的には先発出場に至らなかった。また、出場の場合は先発なのか、代打なのかの問いには「そういう話し合いをすることになる」と語ったことから、代打での出場は可能性を残していると推測されていた。

　大谷は8月23日（同24日）のレッズとのダブルヘッダー第1試合に先発したが、2回途中で緊急降板。その後の検査で「右肘内側側副じん帯損傷」が判明し、今季残り試合に登板しないことが決定。その後、DHで出場を続けている。

　前回出場の3日（同4日）のアスレチックス戦では「2番・DH」で先発出場し、3打数無安打2四球。通算の打撃成績は、135試合で497打数151安打、44本塁打、95打点、打率・304、20盗塁、投手成績は23試合で10勝5敗、防御率3・14となっていた。