カブス・鈴木誠也 自身最長4戦連続マルチ&3戦連続3打点、9月打率・448 4連勝で首位に1・5差!

2023年09月07日 05:38

野球

カブス・鈴木誠也 自身最長4戦連続マルチ&3戦連続3打点、9月打率・448 4連勝で首位に1・5差!
初回無死満塁、右中間に先制の3点二塁打を放ったカブス・鈴木誠也(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   カブス8ー2ジャイアンツ ( 2023年9月6日    シカゴ )】 カブスの鈴木誠也外野手(29)が6日(日本時間7日)、本拠地シカゴでのジャイアンツ戦に「6番・右翼」でスタメン出場。初回の第1打席で先制の走者一掃3点二塁打を放つなど、自身メジャー最長となる4試合連続マルチ安打をマーク。3試合連続の3打点を記録して勝利に貢献した。チームは4連勝で貯金を今季最多の11とし、ナ・リーグ中地区首位のブルワーズとのゲーム差を1・5に縮めた。
 好調な男の前に絶好機は巡ってくる。初回2死満塁、ジャイアンツ先発の通算76勝左腕・ウッドの沈んでくるチェンジアップを完璧に捉えた。

 鋭いライナー性の打球は快音を残し、右中間奥深くへ。前日からの連続打席安打を5に伸ばす先制の走者一掃3点二塁打。悠々と二塁に達した鈴木は穏やかな表情で、降り注ぐ本拠地の大声援を受け止めた。

 2打席目は空振り三振に倒れて連続打席安打は止まったが、6-0の5回2死からの第3打席でジャイアンツ4番手・マナイアから右前安打。投球に逆らわないコンパクトな打撃で、自身メジャー最長の4試合連続マルチ安打を記録した。

 勢いが止まらない。鈴木はプレーオフ争いが佳境を迎える9月に入ってから、調子を一気に上げてきた。9月は全7試合で安打を放ち、29打数13安打の打率・448をマーク。3本塁打、10打点とチームの得点源となっている。

 最大8・5あった首位とのゲーム差は約1カ月半で1・5にまで縮まった。残り22試合、そしてその先に続くポストシーズンへ。鈴木が本来の打撃力で打線を、チームをけん引する。

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