ソフトB・有原 チーム単独トップ8勝目 先制されるも「あまり気にせず、そのままのプランで」

2023年09月14日 05:00

野球

ソフトB・有原 チーム単独トップ8勝目 先制されるも「あまり気にせず、そのままのプランで」
<西・ソ>6回、柳町の守備を称える有原(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ソフトバンク9―3西武 ( 2023年9月13日    ベルーナD )】 ソフトバンク・有原が持ち前の粘りを発揮し、チーム単独トップの8勝目を挙げた。7回を4安打3失点に抑えた右腕は「逆転してくれたので、その流れに乗って投げることができた」と打線に感謝しながら語った。
 初回に不運な形で先制された。1死二、三塁でマキノンのゴロをさばいた遊撃・今宮が本塁へ悪送球し、一気に2者が生還。さらに2死一、二塁とピンチが続き、ペイトンに中前適時打を浴びた。

 ここからが有原の真骨頂。「初回から感じは悪くなかった。あまり気にせず、そのままのプランで2回からは実行できた」。カットボール、ツーシームなどで的を絞らせず、2~6回は二塁すら踏ませなかった。最後の7回は2死一、三塁のピンチを背負ったが、外崎をフォークで空振り三振に料理。「最後は狙って三振を取ることができた。今日の中で良かった部分」とうなずいた。

 この日も“イニングイーター”ぶりを発揮した。7回を投げ、今季の投球回がちょうど100イニングに到達。6月からの1軍昇格だったが、石川の113イニングに次いでチーム2位の数字だ。2桁10勝にも望みをつなげ、「可能性は続いたので次もしっかり頑張りたい」と力を込めた。

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