巨人屈辱…胴上げ阻止ならず 原監督「競り負けたという印象」3連敗で阪神戦2リーグ制後最悪タイ17敗目

2023年09月14日 20:49

野球

巨人屈辱…胴上げ阻止ならず 原監督「競り負けたという印象」3連敗で阪神戦2リーグ制後最悪タイ17敗目
<神・巨>5回、ベンチで厳しい表情を見せる原監督(撮影・須田 麻祐子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人3―4阪神 ( 2023年9月14日    甲子園 )】 巨人は14日、甲子園球場で阪神と対戦し、3―4で敗れた。阪神は05年以来、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成。球団最速優勝日だった03年の9月15日を1日更新する歴史的なスピード決着という独走を許した。
 目の前での胴上げは阻止できなかった。

 原監督は「非常にそつのないと言うか、ミスの少ない、やっぱり1番、2番、8番、ここにかなりやられたなという印象。競り負けたという印象が非常に強い。今年のタイガースはいいチームだった」と声を絞り出した。

 地鳴りのような声援が阪神に注がれる中、巨人先発の赤星が序盤から気迫の投球をみせた。初回に1死一、三塁のピンチを招いたが、大山を外角低めのスライダーで遊ゴロ併殺に仕留めて先制点を許さない。さらに4回には先頭から3連打で無死満塁と大ピンチを迎えたが、佐藤輝を空振り三振、ノイジーを投ゴロ併殺に切り抜けた。

 だが、6回1死一、三塁で大山に中犠飛を打たれ、先制を許すと、続く佐藤輝に中越え2ランを浴びて3失点。赤星は6回8安打3失点で降板した。

 この試合まで21イニング連続無得点中の打線は、阪神先発の才木に対し、6回まで二塁すら踏めなかった。3点を追う7回にようやく岡本和が左越え39号ソロを放ち、28イニングぶりに得点を挙げた。再び3点差とされた8回に大城の適時二塁打で1点を返し、9回には坂本が左越え19号ソロを放ち、さらに1死二塁と同点機を作ったが、反撃はあと一歩及ばなかった。

 敵地で3連敗。この試合を含め阪神戦は5勝17敗1分け。2リーグ制後、阪神戦で17敗を喫するのは1979年、2003年、2004年に並ぶワースト敗戦記録となった。

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