史上最強や!阪神 球団最速リーグV セ界初の11連勝で決めた 佐藤輝の3年連続20号が祝砲に

2023年09月14日 20:49

野球

史上最強や!阪神 球団最速リーグV セ界初の11連勝で決めた 佐藤輝の3年連続20号が祝砲に
<神・巨>甲子園の宙に舞う岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4-3巨人 ( 2023年9月14日    甲子園 )】 阪神が14日、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成した。球団最速優勝日だった03年の9月15日を1日更新する歴史的スピード決着。前回18年前と同じ巨人を相手に、甲子園で歓喜の輪を作った。セ・リーグでは2番目に長かった優勝ブランクを埋め、岡田彰布監督が見事に虎を蘇らせた。
 試合は先発の才木が6回まで無失点。力投に応えるべく、打線は6回に大山が先制犠飛。さらに佐藤輝の20号2ランで突き放した。才木は結局、7回1失点で降板。打線は7回にも1点を追加するなど、巨人を突き放し、投手陣は才木から岩貞、石井、島本、岩崎とつないで1点差で逃げ切った。マジック1としていた広島の結果を待たずして、自力で優勝を決めた。今季最多となる4万2648人の観衆の前で、大団円となった。

 阪神はこれで11連勝。2桁連勝でVを迎えたのは、58年西鉄(13連勝)以来65年ぶり2度目で、セでは初となる。また、2リーグ制以降ではパの前期優勝を除けば、90年巨人の9月8日、16年広島の9月10日に続く3番目の速さになる。

 本塁打数リーグ5位。長打力を前面に出す打線を率いたわけではないが、得点数は巨人を抑えてリーグ断トツのトップ。セ・リーグ全球団から勝ち越す戦績で、ペナントレースを席巻した。コンディション不良で離脱した守護神・湯浅の穴を、岩崎が見事に埋めるなど、選手層の厚さでも揺るがなかった。

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