大一番に臨む阪神・才木 母に「うぃ~」と返信「大谷くん、佐々木くんで最後にこの試合。持ってる子です」

2023年09月14日 16:30

野球

大一番に臨む阪神・才木 母に「うぃ~」と返信「大谷くん、佐々木くんで最後にこの試合。持ってる子です」
<神・巨>リラックスした表情を見せる才木(中央)(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2023年9月14日    甲子園 )】 母も認める“持ってる男”が大一番のマウンドに上がる。マジックを「1」とし、勝てば文句なしで18年ぶりの“アレ”が決まる阪神は、きょう14日の巨人戦(甲子園)に7年目の才木を送り込む。
 18年ぶりのリーグ制覇がかかった大注目の一戦に先発する右腕の快投を祈っているのが、母・久子さんだ。「(周りにも)最短の14日はないでしょう~って言われてたのにまさか、まさかの今日になってしまって…」と戸惑いを隠せず。とはいえ、久子さんには予感もあったそうだ。

 「大谷くん、佐々木くんとの対戦だけでも、もう凄いと思ってたのに最後の最後にこの試合ですか!って感じで…やっぱり浩人は持ってる子ですね!」。

 今季の才木は“ビッグマッチ”に引き寄せられてきた。開幕前の3月には侍ジャパンとの強化試合の先発に抜擢され、大谷翔平(エンゼルス)と対戦。豪快な一発を浴びたものの、第一打席では空振り三振に仕留めるなど存在感を示した。シーズンに入って迎えた交流戦のロッテ戦では怪物・佐々木朗希と投げ合って3安打12奪三振のプロ初完封。“3度目”はチームの優勝が決まるこれ以上ないマウンドが巡ってきた。

 久子さんは18時のプレーボールに合わせて甲子園で生観戦を予定。来場前には神戸市にある長田神社で必勝祈願も行った。この日の朝、「楽しんで~」と送ったLINE(ライン)には才木から「うぃ~」と返信があったそうだ。このやり取りは親子の間では登板前のいつも通りのルーティン。久子さんは「球場の“アレ”の雰囲気を感じ、声援、応援を背にマウンドで楽しんで投げてくれたら」と息子の自然体での投球を願った。(遠藤 礼)

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