今岡、安藤、藤本、久保田…05年V戦士がコーチで支えた 岡田監督のココがスゴイ「野球観が卓越」

2023年09月14日 21:38

野球

今岡、安藤、藤本、久保田…05年V戦士がコーチで支えた 岡田監督のココがスゴイ「野球観が卓越」
2005年、阪神・安藤優也投手(右)からウイニングボールを受ける岡田彰布監督 Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4―3巨人 ( 2023年9月14日    甲子園 )】 前回優勝の05年に岡田監督のもとで優勝したメンバーが、コーチとして今回の優勝を支えた。安藤投手コーチはベンチで指揮官の隣りに立ち、継投の指示を受けた。ローテーションの順番についての意見交換も重ねた。選手時代はほとんど会話しなかった遠い存在と濃密な時間を過ごした。
 岡田監督はこれまでに、監督人生における一番の後悔として「安藤降板」を挙げている。08年10月3日ヤクルト戦。6回無失点の安藤を5―0の展開で降板させ、継投策に入ったものの逆転負け。中4日で2位巨人との天王山に向かわせるための温存策が裏目に出て、結果的に優勝を逃した。

 15年前の一件について、安藤コーチは、「監督がそんなことを言ってるなんて、知らなかった。その点について話をしたこともないよ」と笑いながら振り返る。今季、コーチとして岡田監督と接したことで改めて偉大さを知り、「作戦はズバズバ当たるし、代走、代打を立て続けに投入する勝負師ぶりには驚かされた。桐敷を中継ぎに転向させるなど、野球観が卓越している」と尊敬の念を抱いた。

 今岡打撃コーチ、藤本内野守備走塁コーチ、久保田投手コーチも選手、コーチとして優勝を味わった。

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