阪神・近本 「すぐに勝っちゃったのもあったので…」とポストシーズンへ気合入れ直す

2023年09月14日 23:36

野球

阪神・近本 「すぐに勝っちゃったのもあったので…」とポストシーズンへ気合入れ直す
笑顔で会見を行う岡田監督(左)と近本(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4ー3巨人 ( 2023年9月14日    甲子園 )】 阪神が14日、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成した。球団最速優勝日だった03年の9月15日を1日更新する歴史的スピード決着。前回18年前と同じ巨人を相手に、甲子園で歓喜の輪を作った。セ・リーグでは2番目に長かった優勝ブランクを埋め、岡田彰布監督が見事に虎を蘇らせた。
 試合後の大阪市内での優勝会見で近本は「フロントの方々やスタッフの人たちと言葉を交わした時に僕たちよりも喜んでくれていたので、それを見てよかったと思いました」と仲間たちの喜びの姿を見て、優勝を実感したという。

 優勝を決めた阪神の攻撃は近本の3球三振から始まった。「嫌な流れを作ってしまった」と反省しつつも「打線として繋げていきたいと思っていたので、“ここぞ”という時に大山が打ってくれたので凄い良い流れで進んだんじゃないかなと思います」とチームの4番に感謝した。

 チームは11連勝でリーグ優勝を決めた。2桁連勝でVを迎えたのは、58年西鉄(13連勝)以来65年ぶり2度目で、セでは初となる。また、2リーグ制以降ではパの前期優勝を除けば、90年巨人の9月8日、16年広島の9月10日に続く3番目の速さになった。

 優勝マジック点灯からほぼ足踏みすることなく優勝までたどり着いた。「一つ一つ、自分たちがやるだけと思ってました。あっさりというかすぐに勝っちゃったのもあったので、クライマックスや日本シリーズもあるので、残りの試合で作り直していかないといけないかなと思います」と気合を入れ直した。

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