優勝してすぐ阪神・岡田監督、困った!日本一の“アレ”決めてない「なんかいい言葉あったら教えてほしい」

2023年09月14日 21:52

野球

優勝してすぐ阪神・岡田監督、困った!日本一の“アレ”決めてない「なんかいい言葉あったら教えてほしい」
<神・巨>甲子園の宙に舞う岡田監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   阪神4-3巨人 ( 2023年9月14日    甲子園 )】 阪神が14日、18年ぶり6度目となる悲願のリーグ優勝を達成した。球団最速優勝日だった03年の9月15日を1日更新する歴史的スピード決着。前回18年前と同じ巨人を相手に、甲子園で歓喜の輪を作った。セ・リーグでは2番目に長かった優勝ブランクを埋め、岡田彰布監督が見事に虎を蘇らせた。
 阪神はこれで、11連勝。2桁連勝でVを迎えたのは、58年西鉄(13連勝)以来65年ぶり2度目で、セでは初となる。また、2リーグ制以降ではパの前期優勝を除けば、90年巨人の9月8日、16年広島の9月10日に続く3番目の速さになる。

 優勝決定の瞬間、岡田監督はベンチで平田ヘッドコーチら首脳陣と握手を交わした。その後、背中を押されるように、マウンド付近の歓喜の輪に歩み寄ると、選手らの手で6度、宙を舞った。

 そして、岡田監督の優勝インタビューは歴史に残る「爆笑」含みのものになった。話題は優勝を「アレ」と表現する、指揮官独特のワードについて。日本一に向けて、の思いを問われると、岡田監督は「えっと、アレは達成しましたけど、次のステージですね。クライマックスもありますけど、そこも乗り切って、最後は日本シリーズ」と切り出すと、自ら「あの、アレを決めたのは優勝までだったんですよ。日本一は言葉を決めていないんですよ(笑)。だから、もしなんかいい言葉あったら、また教えてほしいと思いますね」と話して、スタンドを爆笑で包んだ。

 優勝監督が、まさかのワード募集という珍事。最後に、ファンに向けてメッセージを、と問われた同監督は「開幕からたくさんの、今年はすごい人が甲子園に足を運んでくれたみたいで、本当にありがとうございました。まだ、次のステージもありますから。こんだけいっぱいになると、これ以上入れないんですね(笑)。球場もね」と、さすがの甲子園も満員だ、と苦笑いして、スタンドは再び爆笑した。

 そのうえで「これはもう、しょうがないんですけど。まあ、阪神ファンの人は日本全国たくさんいると思うんで。まあ、テレビとかラジオでも応援してもらって、僕らはその応援に応えられる、ことしかないんで。最後まで頑張りますんので、引き続き、応援をよろしくお願いします」と話して、インタビューを締めていた。

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