新人王はナ・リーグがキャロル、ア・リーグがヘンダーソンで決定的 千賀はファイナリストに

2023年09月20日 07:26

野球

新人王はナ・リーグがキャロル、ア・リーグがヘンダーソンで決定的 千賀はファイナリストに
ダイヤモンドバックスのコービン・キャロル(AP) Photo By AP
 大リーグ公式サイトが19日(日本時間20日)、最新の新人のパワーランキングを発表。シーズンも残り2週間となったため、このランキングの上位者が、そのまま新人王に選ばれるだろうとしている。
 ナ・リーグ新人王はダイヤモンドバックスのコービン・キャロル外野手で決定的。打率・279、24本塁打、70打点、47盗塁で議論の余地がないとしている。長打率が前半の・549から・433に落ちたが、外野の守備や走塁など全般的にチームに貢献した。

 ナ・リーグの対抗馬はメッツの千賀滉大投手。過去4試合は防御率1・75、37奪三振で追い上げたが、及ばない。今季の成績は11勝7敗、防御率2・95、191奪三振、被打率・205。新人投手では投球回数155・1イニングも含め、ほぼすべてのカテゴリーでトップである。確実にナ・リーグ新人王の3人のファイナリストには選ばれる。

 一方ア・リーグではオリオールズのガンナー・ヘンダーソン内野手がトップ。打率・261、27本塁打、79打点で、守備も重要なポジションである遊撃と三塁を担当し、良い動きを見せた。シーズンを通してメジャーでプレーし、オリオールズのポストシーズン進出に貢献した。

 ヘンダーソンの対抗馬はガーディアンズのタナー・バイビー投手(10勝、防御率2・98)と、レッドソックスのトリストン・カサス内野手(打率・263、24本塁打、65打点)だが、2人とも現在負傷者リストに入っており、今季はもうプレーしない。よってア・リーグ新人王もヘンダーソンで決定的だ。レッドソックスの吉田正尚は後半、数字を落とした。それでもシーズンを通して打率・285,15本塁打、68打点は立派。いくつかの投票用紙に名前が載ることだろう。

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