日本ハム木村 現役ラストゲームで左翼線二塁打 4回の交代時には涙

2023年09月20日 19:14

野球

日本ハム木村 現役ラストゲームで左翼線二塁打 4回の交代時には涙
<西・日>4回、二塁打を放ち源田から祝福される木村 (撮影・白鳥 佳樹)  Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2023年9月20日    ベルーナD )】 今季限りでの現役引退を表明した日本ハム・木村文紀外野手(35)が20日、現役ラストゲームを迎えた。
 この日は新庄監督の計らいで「4番・右翼」でスタメン出場。初回2死一塁の第1打席を迎えると、西武時代から使用する登場曲であるBreatheの「Share Happiness」が流される粋な演出もされた中、結果は右飛に倒れた。

 そして、見せ場は4回1死走者なしの第2打席だった。ここも自身の登場曲であるTUBEの「ひまわり」が流され、両チームファンから大きな拍手で迎えられた。相手先発の渡辺が投じた初球の147キロ直球を捉えると、左翼線への二塁打とした。大歓声が起こる中、スタンドへヘルメットを取って一礼して声援に応えた。15年在籍した古巣との一戦。慣れしたしんだベルーナドームで通算326安打目を放った。

 18日の引退会見ではこの日に向け「一生懸命、全力プレーをしている姿を見せることができれば」と語っていた。4回裏に一度、左翼守備に就いてから交代を告げられた。三塁ベンチ前で整列した西武ナインと握手を交わした後、新庄監督に抱きしめられると、目には涙があふれた。

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