オリ 5度目の正直 本拠地ファンの前で27年ぶり!中嶋監督「本当にうれしい」最高の笑顔で5度の胴上げ

2023年09月20日 21:03

野球

オリ 5度目の正直 本拠地ファンの前で27年ぶり!中嶋監督「本当にうれしい」最高の笑顔で5度の胴上げ
<オ・ロ>中嶋監督胴上げ(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス6-2ロッテ ( 2023年9月20日    京セラD )】 オリックスは20日、ロッテに勝利し、パ・リーグ優勝を決めた。これで21年からリーグ3連覇。球団としては75~78年の4連覇以来で、イチローを擁した95、96年の連覇を超えた。パ・リーグとしても90~94年に西武が5連覇して以来の快挙。グリーンスタジアム神戸(現ほっと神戸)で優勝を決めた96年以来の本拠地Vで、群雄割拠のパを駆け抜けた。
 勝利を見届け、中嶋監督はベンチで水本ヘッドコーチらコーチ陣と3年連続の握手を交わした。そして選手たちが待つグラウンドへゆっくりと登場すると、待ちに待った本拠地ファンからは大声援が巻き起こった。

 みんな笑顔だった。中嶋監督も満面の笑みで、選手らの手で5度、宙を舞った。祝福の歓声が鳴り止まなかった。その後は選手会長の杉本も3度、宙に舞った。

 優勝インタビューでは、本拠地の大観衆の前での胴上げに「何とかここで胴上げしたいと思っていた。本当にうれしい。ありがとうございます」と話しつつ、「7回までは嘘ついていました、と。さすがに嘘ついたかなと思っていたけど、何とか逆転してくれて選手が凄いなと思った」などと話して、場内を沸かせていた。

 21年はレギュラーシーズンの全日程を終えていたため、本拠地ながらも無観客胴上げだった。昨季は敵地仙台。さらに日本一を掛けた昨季の日本シリーズは、1分け2敗から怒涛の4連勝で、第7戦に神宮で胴上げした。反対に21年日本シリーズは、神戸でヤクルトの日本一胴上げを見た。

 もちろん、どこで舞ってもうれしさに増減はないとはいえ、欲を言えば、満員の本拠地ファンの前で、みんなと喜びを分かち合いたいのが本音。中嶋マジックでもなし得なかった本拠地胴上げ。今年はようやく満員のファンの前で歓喜の輪を作った。

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