巨人・中田翔 「目標の一人」引退松田につなぐ左前打 「凄くいい思い出になった」

2023年09月30日 21:08

野球

巨人・中田翔 「目標の一人」引退松田につなぐ左前打 「凄くいい思い出になった」
腰痛で抹消後、初の打席に立った巨人・中田翔(撮影・小野寺 大) Photo By スポニチ
 腰痛のため、20日に出場選手登録が抹消された巨人・中田翔内野手(34)が30日、川崎市のジャイアンツ球場で行われたイースタン・リーグ西武戦で実戦復帰した。8回1死で代打で出場し、左前打。「打席で怖さなくいけるかとか気になっていた。思ったほどだったので、まあ普通ですかね」と話した。
 この日は、今季限りで現役引退を発表した松田のジャイアンツ球場ラストゲームだった。13、17年のWBCで主力としてともに戦ってきたこともあり「僕のあとにマッチさんが打席に立つって聞いてたんで、そっちの方が緊張しましたね。なんとか塁出たいなと」。しっかりと出塁し、お膳立てした。松田の適時二塁打には「最後の最後まで流石だった。パ・リーグ時代もよく、ああいう場面で試合を決められたので、そういう思いで僕は個人的には見ていた」と振り返った。

 日本ハムの4番と、ソフトバンクの主軸としてしのぎを削ってきた選手と、同じユニホームを着てのプレーに「凄くいい思い出になりましたし、憧れにしてる、目標にしている選手の1人だった。そういう選手と同じユニホームを着られて、最後の試合で一緒にフィールドに立てたっていうのは凄く特別な思いもある」と笑顔。「まさかマッチさんと一緒に野球やるとはね。自分も思ってなかったですけど。純粋にやっぱそれはうれしいですよね」と喜んだ。

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