巨人・原監督 戸郷について「相変わらずいいピッチングです」 7回2安打零封も13勝目ならず

2023年09月30日 21:44

野球

巨人・原監督 戸郷について「相変わらずいいピッチングです」 7回2安打零封も13勝目ならず
<巨・中>敗戦の瞬間、原監督(中央)は腕組みしたまま黙り込む (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年9月30日    東京D )】 巨人の戸郷翔征投手(23)が中日戦(東京D)で7回2安打無失点の好投。自身初となる13勝目(5敗)の権利を得て降板したが、直後に2番手右腕・大勢投手(24)が追いつかれて13勝目が消滅した。
 チームは試合がなかった前日29日にDeNAが勝ったことで今季の4位が確定。この日は同一監督では球団初となる2年連続Bクラス確定後初めての試合となったが、戸郷が86球で降板した直後の8回に大勢が追いつかれ、9回には3番手左腕・中川が石橋に2号ソロを被弾。これが相手の決勝点となった。

 本拠・東京ドームで中日に敗れるのは3月31日の開幕戦以来183日ぶり。3連敗となった巨人は68勝70敗2分けの借金2で、残り3試合で1分けでもすると今季勝ち越しは消滅。球団史上初の3年連続シーズン負け越しが現実味を帯びてきた。

 戸郷は「無失点の投球が続けられて良かったです。今シーズンラストで、いい形で締めくくれて良かったです」とコメント。

 原監督は逆転負けを喫した試合後、報道陣から最初に戸郷について聞かれると「相変わらずいいピッチングです」とし、戸郷が34回連続無失点で今季を締めくくったことについては「ね、リズムもいいしね」とだけ答えた。

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