大阪・興国が8強進出 元ロッテ喜多監督「甲子園を目標に…」75年夏以来の聖地へ選手一丸

2023年09月30日 16:14

野球

大阪・興国が8強進出 元ロッテ喜多監督「甲子園を目標に…」75年夏以来の聖地へ選手一丸
<興国・清教学園>準々決勝進出を決めて喜ぶ興国ナイン(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【高校野球大阪秋季大会   興国7―3清教学園 ( 2023年9月30日    シティ信金スタ )】 甲子園春夏通算7度の出場を誇る興国が清教学園を7―3で下して準々決勝に進出した。
 2回までに3得点と幸先よく滑り出すも、3回以降は5回連続無得点と打線が沈黙。0―3の8回に一挙3失点で同点に追いつかれる苦しい展開だった。

 それでも同点の8回に1死一、二塁からの犠打を相手捕手が悪送球して勝ち越しに成功。さらに、適時打2本と犠飛を合わせた一挙4得点で突き放した。

 甲子園出場は75年夏から遠ざかる中、元ロッテの喜多隆志監督は「チーム力で束になっていかないて勝てないチーム。つないで、つないでいくことができた。甲子園出場を目標にしているので、まずは近畿大会に行かないといけない。そのための練習に励んでいく」と言葉に力を込めた。

 4番に抜てきされた背番号16の福原優仁(2年)は、初回の中前打を含む4安打の固め打ちで起用に応えた。

 「自分のできることをやることがチームに貢献することにつながると考えてきました。練習通りの打撃ができたと思います」

 今秋2試合目の先発出場で託された4番の大役。1年夏にベンチ入りして4番に入った経験があるものの、それ以降は不振に悩まされてきた。公式戦初となる4安打に自信をつけ、「チームが勝てるようにプレーする。今まで通り全員で戦いたい」と結束を誓った。

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