巨人 球団初の3年連続負け越しに現実味 戸郷7回零封で降板も大勢追いつかれ、中川被弾

2023年09月30日 21:01

野球

巨人 球団初の3年連続負け越しに現実味 戸郷7回零封で降板も大勢追いつかれ、中川被弾
<巨・中>9回、中川は石橋に勝ち越しソロを浴びる (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年9月30日    東京D )】 巨人は最下位・中日にまさかの逆転負けを喫して3連敗。68勝70敗2分けで借金2とした。残り3試合で1分けでもすると今季勝ち越しは消滅。球団史上初の3年連続シーズン負け越しが現実味を帯びてきた。
 試合前まで27回連続無失点中だった先発右腕・戸郷が7回を散発2安打に抑え、自身初となる13勝目(5敗)の権利を得て降板。

 だが、1―0で迎えた8回、2番手右腕・大勢が10球で同点とされると、1―1で迎えた9回には3番手左腕・中川が石橋に痛恨の2号ソロを被弾し、これが相手の決勝点となった。

 試合前まで18回連続無得点中だった打線は2回、先頭・大城卓の四球出塁から丸の二塁打などで1死二、三塁とし、吉川の適時内野安打で先制。だが、プロ未勝利の相手先発右腕・根尾から1点しか奪えず、4番手で投げた育成出身ルーキー松山にプロ初勝利を献上した。

 巨人は試合がなかった前日29日にDeNAが勝ったことで今季の4位が確定。原辰徳監督(65)は同一監督では球団史上初となる2年連続Bクラスが決まった。

 なお、戸郷はプロ最長の34回連続無失点で今季最終登板を終えている。中川は今季4敗目(1勝)。また、東京ドームでの中日戦で敗れるのは3月31日の開幕戦以来183日ぶり。

 ▼戸郷 無失点の投球が続けられて良かったです。今シーズンラストで、いい形で締めくくれて良かったです。

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