ヒヤヒヤ…大阪桐蔭サヨナラ8強 西谷監督「少し成長したかな」154キロ右腕・平嶋は2失点完投

2023年09月30日 13:05

野球

ヒヤヒヤ…大阪桐蔭サヨナラ8強 西谷監督「少し成長したかな」154キロ右腕・平嶋は2失点完投
<大阪桐蔭・近大付>9回にサヨナラ犠飛を放った境(撮影・河合 洋介) Photo By スポニチ
 【高校野球大阪秋季大会 ( 2023年9月30日    シティ信金スタ )】 大阪桐蔭がサヨナラ勝ちで近大付を3―2で下し、8強入りした。
 同点の9回1死三塁に打席が回った「2番・右翼」の境亮陽(2年)がサヨナラの中犠飛を決めて、「外野フライでもいいと気楽な気持ちで打席に入りました」と胸を張った。

 先発の最速154キロ右腕・平嶋桂知(かいち=2年)は、2失点完投勝利を挙げた。7回までは、7安打を浴びながら無失点と我慢の投球。しかし、2―0の8回1死満塁から押し出し死球を与え、続く二ゴロの間に生還を許して同点に追いつかれた。それでも、同点の9回に2奪三振とギアを入れ替えてサヨナラ勝利につなげた。

 同校は今夏の大阪大会決勝で履正社に敗れて甲子園出場を逃した。新チームは、今秋ドラフト1位候補の前田悠伍(3年)から背番号1を受け継いだ平嶋、今夏から中軸を担っていた2年生の徳丸快晴、ラマル・ギービン・ラタナヤケら経験豊富な選手が残る。終盤に同点に追いつかれても慌てなかったナインに、西谷浩一監督は「点を取れるところで取れないとしんどくなるのが野球。だけど、みんな粘り強く、どっしりと、いい声が出ていたので、少し成長してきたかなと感じました」とナインを称えた。

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