巨人・原監督が2年連続Bクラスを謝罪 「ファンの方には大変申し訳ない」も総括は「まだ」

2023年09月30日 21:35

野球

巨人・原監督が2年連続Bクラスを謝罪 「ファンの方には大変申し訳ない」も総括は「まだ」
<巨・中>敗戦の瞬間、原監督(中央)は腕組みしたまま黙り込む (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―2中日 ( 2023年9月30日    東京D )】 巨人の原辰徳監督(65)は逆転負けを喫した30日の中日戦(東京D)後、同一監督として球団初となる2年連続Bクラスが確定したことをファンに謝罪した。
 試合がなかった前日29日にDeNAが勝ったことで今季の4位が確定。この日は2年連続Bクラス確定後初めての試合となったが、7回2安打無失点という快投を見せていた戸郷が降板した直後の8回に大勢が追いつかれ、9回には中川が石橋に2号ソロを被弾。これが相手の決勝点となった。

 本拠・東京ドームで中日に敗れるのは3月31日の開幕戦以来183日ぶり。3連敗となった巨人は68勝70敗2分けの借金2で、残り3試合で1分けでもすると今季勝ち越しは消滅。球団史上初の3年連続シーズン負け越しが現実味を帯びてきた。

 原監督との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ―――戸郷。

 「相変わらずいいピッチングです」

 ――34回連続無失点。

 「ね、リズムもいいしね」

 ――大勢の調子がなかなか上がってこない。

 「良くはなってきていると思いますけどね。そういう報告を受けて今日も期待を持って上げたということですね」

 ――いいイメージでシーズンを終わらせてあげた。

 「それは常にね。選手もそう思っているでしょうけどね、なかなか。こんなチームではないんだというところは思って欲しいね」

 ――昨日DeNAが勝ってBクラスが確定。

 「これは現実として非常に不甲斐ない戦いのなかで、こういう結果になったということです。ファンの方には大変申し訳ないと。その一心ですね」

 ――山口オーナーからも厳しい言葉があった。何かが足りなかった。どのあたりが。

 「まだ反省するすべて総括的に話すことは出来ない。しかし、やっぱり大いにしっかりと受け止める必要があるチームであるということですね」

 ――残り試合。

 「2月1日から目標を持ってやってきたチームだしね。ここ2、3年、後半あまりいい結果が出ていないというところに歯がゆさが残りますね。そこはまだゲームも残っているわけで、なんとか力を振り絞ってもらいたいなと思いますね。私も一緒ですね」

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