立浪竜が141試合目で5位浮上!9回の石橋プロ2号V弾で敗戦数の球団ワーストも回避 松山がプロ初勝利

2023年09月30日 21:27

野球

立浪竜が141試合目で5位浮上!9回の石橋プロ2号V弾で敗戦数の球団ワーストも回避 松山がプロ初勝利
<巨・中>プロ初勝利の松山(右)をねぎらう立浪監督(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   中日2―1巨人 ( 2023年9月30日    東京D )】 中日が3連勝で141試合目に5位に浮上した。先発の根尾昂投手(23)は6回5安打5四球1失点と粘りの投球を見せたが、プロ初勝利には届かなかった。打線は相手エース・戸郷の前に沈黙したものの、戸郷降板後の8回に同点に追いつき、9回には石橋が決勝弾となるプロ2号ソロを放った。
 今季2度目の先発となった根尾は、自身の球に何度も首をかしげながらのピッチング。2回に吉川の二塁への適時内野安打で先制を許す。しかし、その後は巨人打線のミスショットにも助けられ6回を投げ切り、102球5安打5四球1失点と制球に苦しみながらも最少失点で2番手・福にマウンドを託した。

 1点を追う8回。7回までわずか2安打に抑えられていた戸郷が降板しマウンドに上がった大勢から1死二塁で代打・大島が適時打を放ち試合を振り出しに戻した。そして9回2死無走者から、根尾を粘り強くリードし続けてきた石橋が左翼席に勝ち越しのプロ&今季2号ソロを叩き込んだ。最後は藤嶋が3者凡退斬りでリードを守り抜き逆転勝利。ヤクルトがDeNAに敗れたため5位に浮上した。また、残り2試合で80敗。球団ワースト記録となる83敗も回避した。8回に登板した育成ドラフト1位のルーキー右腕・松山晋也がプロ初勝利を挙げた。

 中日の敗戦数のワースト記録は1948年(140試合制)と1964年(140試合制)に記録した「83敗」。80敗以上は2016年に監督専任となった谷繁元信監督3年目シーズンの82敗以来7年ぶり6度目だった。ちなみに、プロ野球の最多敗戦数は1961年近鉄の103敗(6位140試36勝103敗1分け、勝率.261)。セ・リーグ記録は1955年大洋の99敗(6位130試31勝99敗0分、勝率.239)。近年では2017年ヤクルトの96敗(6位143試合45勝96敗2分け、勝率.319)が記憶に新しい。

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