桐蔭横浜大の153キロ左腕・古謝は8回7安打3失点、11K 新スタイルで成長示す

2023年09月30日 13:31

野球

桐蔭横浜大の153キロ左腕・古謝は8回7安打3失点、11K 新スタイルで成長示す
<桐蔭横浜大・関東学院大>8回3失点で今季初黒星を喫した桐蔭横浜大の古謝(撮影・村井 樹) Photo By スポニチ
 【神奈川大学野球リーグ・第4週第1日   関東学院大3―2桐蔭横浜大 ( 2023年9月30日    横浜 )】 今秋ドラフト上位候補の桐蔭横浜大の最速153キロ左腕・古謝樹投手(4年)は8回7安打3失点、11三振で完投したが負け投手。チームも今季初黒星を喫し、「まとまった投球はできたと思うが、(失点した回は)もうちょっと慎重にいっていれば。最後の精度を上げていきたい」と振り返った。
 同じ横浜スタジアムで5四球と制球に苦しんだ開幕日の姿はどこにもなかった。初回からこの日最速150キロの直球にスライダーやチェンジアップを決め球にアウトを重ねた。同点の4回は1死二、三塁から三塁線を破られる適時二塁打を許したがその後は2安打投球を披露。8回にも150キロを計測する豊富なスタミナもスカウト陣にアピールし「体力的には全然大丈夫でした。気持ちを入れて投げられました」と汗を拭った。

 開幕日は同スタジアムで5四球を与えるなど制球に苦しんだが「テークバックをショートアームにした」とフォームを修正。前週の神奈川大戦で2安打完封すると、この日は3点を奪われたが無四球で投げ抜き「無四球完投は目標に掲げているのでいい状態で投げられた」と手応えを口にした。

 運命のドラフトまで1カ月を切り「今年1年はドラフトに選ばれることを目標にしてきた。上位では行きたいなと」と思いも吐露した注目左腕。まずはチームの勝利のため「あまり気にしないようにして自分らしく投げていきたい」と力強く言い切った。(村井 樹)

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