京セラDスタンドは9回から涙、涙、涙…あと3人に、岩崎登場に、38年ぶりに、頓宮意地の一発に…

2023年11月05日 22:13

野球

京セラDスタンドは9回から涙、涙、涙…あと3人に、岩崎登場に、38年ぶりに、頓宮意地の一発に…
<オ・神>勝利し声援に応える岡田監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第7戦   オリックス1―7阪神 ( 2023年11月5日    京セラD )】 「SMBC日本シリーズ2023第7戦」は5日、京セラドームで行われ、阪神がオリックスを7―1で下し通算成績を4勝3敗とし、1985年以来38年ぶり2度目となる悲願の日本一に輝いた。
 7ー0で迎えた9回。京セラDのスタンドで試合を見つめた両軍ファンの目には涙があふれていた。

 阪神ファンは9回2死で岩崎がナインに囲まれる中でマウンドに上がると涙腺崩壊。黄色いタオルで止まらない涙を拭う姿が多くみられた。

 そしてオリックスファンは7点差でも、最後まで諦めずに声援を送り続けた。あと一人。マウンドに岩崎が上がり、打席には頓宮。その初球。岩崎の真ん中低め142キロ直球を振り抜くと打球は高々と上がり左翼席上段に突き刺さった。意地の一発に勝利を諦めずに声援を送っていたオリックスファンの目からも涙があふれた。

 そして、阪神が38年ぶりの日本一を決め、阪神ファンは再び涙。悔しさを押し殺し、本拠に詰めかけた多くのファンにあいさつする選手の姿にオリックスファンも再び涙。引き揚げる宮城も最後は悔し涙をこらえ切れず帽子で顔を覆った。

 10年ぶりの日本シリーズ第7戦、そして59年ぶりとなる関西ダービーは、名勝負として、新たなシリーズ史に刻まれた。

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