リベンジ果たして勝利投手に 阪神・伊藤将、安定感十分の3イニング「いつでも投げる準備をしていた」

2023年11月05日 22:43

野球

リベンジ果たして勝利投手に 阪神・伊藤将、安定感十分の3イニング「いつでも投げる準備をしていた」
日本シリーズ<オ・神>8回、青柳(右)と握手をかわす伊藤将(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第7戦   阪神7-1オリックス ( 2023年11月5日    京セラD )】 阪神・伊藤将司投手(27)が日本一へのバトンを確実につないだ。6-0の6回から3番手として登板。安定感あふれる投球で3イニングを1安打無失点で終え、オリックス打線の反撃の機運を完璧に封じた。
 6回、先頭の3番・紅林をカットボールで空振り三振に仕留めるなど中軸を3者凡退。8回には先頭の福田に安打を許したが、続く中川圭を投ゴロ併殺に打ち取り、最終回へとつないだ。

 今シリーズでは第2戦(京セラD)に先発したが、5回5安打4失点で降板。「前回も高めの球を打たれていたので、京セラでは低めに丁寧に投げようとしました」。チームに38年ぶり日本一をもたらす好投を見せたと同時に、自らにとってもリベンジを果たす舞台となった。

 21年のクライマックスシリーズ(CS)以来となったリリーフ登板について「最後、やっぱりチーム一丸となって、いつでも投げる準備をしていたんで、そこで投げる機会来たので、なんとかつなげることができました」と思いを口にする。

 日本シリーズでの勝利投手となったが「そうなんですか?あ、嬉しいです」と自らの白星より、チームの目標達成を喜ぶ。「規定投球回数を達成できたので、そこで2桁も達成できたので、良かったのかなと思います」と長かったシーズンを感慨深げに振り返った。

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