阪神・ノイジー先制弾も 球団助っ人本塁打はバース以来38年ぶりの“吉兆”弾

2023年11月05日 05:15

野球

阪神・ノイジー先制弾も 球団助っ人本塁打はバース以来38年ぶりの“吉兆”弾
先制ソロを放ったノイジー(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第6戦   阪神1ー5オリックス ( 2023年11月4日    京セラD )】 京セラドームにいる誰しもが、予想していなかった快音だろう。2回1死無走者、阪神・ノイジーが、山本から右翼ポール際へシリーズ1号本塁打を放った。初球の高め156キロ直球を強引に砕き、スタンドへ。シーズンでわずか9本しか放っていないアーチを、日本一が懸かった大一番で記録した。
 「真っすぐに振り負けないように、強い球を意識して振った」
 チームの今シリーズ初アーチで、本塁打自体、ダイエー(当時)と激突した2003年10月27日の第7戦で関本健太郎(現・賢太郎)、広沢克実が放って以来7313日ぶり。球団助っ人の本塁打に至っては日本一になった85年第3戦(対西武)のバース以来38年ぶりの“吉兆”だった。第5戦までシリーズ14戦連続本塁打なしのワースト記録を更新していたが、見事に打ち破ってみせた。

 「一番は得点圏で打って、打点を挙げること。何があってもチームのために貢献できるようにプレーする」

 雌雄を決する第7戦でも、N砲が存在感を見せつける。

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