阪神・近本 歓喜の瞬間には間に合わず?中堅守備からゆっくり合流「でも僕が一番歓声を聞いていた」

2023年11月05日 22:25

野球

阪神・近本 歓喜の瞬間には間に合わず?中堅守備からゆっくり合流「でも僕が一番歓声を聞いていた」
<オ・神>日本一を決め、抱き合う青柳(手前)と近本(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 【SMBC日本シリーズ2023第7戦   阪神7―1オリックス ( 2023年11月5日    京セラD )】 阪神が運命の第7戦でオリックスに完勝し、4勝3敗で1985年以来38年ぶり2度目の日本一を達成した。試合後は表彰選手が発表され、MVP(最高殊勲選手賞)には近本光司外野手(28)が選ばれた。
 近本は、今の気持ちを聞かれ「はい、うれしいです」と満面に笑みを浮かべた。シリーズ歴代単独3位の記録となるシリーズ通算14安打。打撃好調、全体を振り返って「あんまり、覚えてないけど、1戦1戦全力で戦ったと思うし、出し切ったと思うので、結果的に勝てて良かった」とホッと息を突いた。

 勝った方が日本一の第7戦。「宮城に前回やられてるんで。前回自分の調整ミスったと思ったので、そういうの踏まえて対策しながら、そんな感じで」と無安打に終わった第2戦でやられた宮城を意識していたことを明かした。

 38年ぶり2度目の日本一。「リーグ優勝もできましたし、次日本一もうれしいけど、僕たちよりも周りの人たちに応えられて、そういうところでうれしい」。センターの守備位置からゆっくりと歓喜の輪に加わった近本は「あ~遠いな、俺が行った時には終わってるやろから、ちょっと無理やなと思いながら…でも僕が一番歓声を聞いていた思います」と再び笑顔を見せた。

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